[ANAマイル有効期限延長ができる方法]2023年3月に大量失効してしまう前に検討したいこと
海外旅行をするとき、気にかかるのは燃油サーチャージ。
2020年6月から廃止されていましたが、2021年6月から復活。どんどん高騰して過去最高額!
これから上がる?下がる?マイルの有効期限がきてしまうから国内旅行にしておく?
海外旅行をしたくてマイルを貯めてきたのに!ぐるぐるしますよね。
燃油サーチャージがかからなくなる日はくるのか?
それを期待してANAマイルの有効期限を延長できる方法があります。
燃油サーチャージ
燃油価格と為替相場に連動して決まり、価格反映がされるまで時間がかかるため、実際には数か月先に変動します。
航空券のお支払いと同時に決済をするため、何か月も先のフライトを予約した場合、高く払い過ぎになったり、安く済んだりということも。
国内線
JALやANAといった日本の航空会社では、国内線の燃油サーチャージの加算はありません。
有償航空券も特典航空券も同様です。
国際線
JALやANAといった日本の航空会社では、国際線の燃油サーチャージの加算があります。
有償航空券も特典航空券も同様です。
ANAマイル
近年の救済措置で有効期限が延長されてきたため、2023年3月にいつもより多く失効してしまう人が多くなりそうな気配です。
燃油サーチャージのかからない国内線特典航空券を使うのもありです。
- トクたびマイル=片道3,000マイル〜
- 通常=片道5,000マイル〜
対象期間中に対象路線が、通常より少ないマイルで国内線特典航空券を利用できます。
路線の告知=毎週火曜日正午
予約=水曜日〜翌週火曜日
搭乗=木曜日〜翌週水曜日
事前に予約していた路線が対象路線になっていても、トクたびマイルに振り替えはできません。
国内線特典航空券を発券したあとに、トクたびマイルを適用したい場合には、一旦キャンセルをして取り直すしかありません。ただし、キャンセルには1区間3,000マイルの払い戻し手数料がかかるため、むしろ損をします。
国際線特典航空券を狙っていたのなら、まだ待ちたい人もいると思います。
搭乗するのを先送りにしたい人には、2つの方法があります。
- ANAマイルをANA SKYコインに交換をする
- ANAマイルを他社ポイントに交換する
ANA SKYコイン
ANA航空券やANA旅行商品が買える電子クーポンです。
ANAマイルからの交換は、通常1マイル=1コインですが、まとめて交換するなどで最大1.7倍にすることも可能です。
ただし、一旦ANA SKYにしてしまうと、もうANAマイルに戻せません!
他社ポイント
相互交換ができる他社ポイントに交換をしておくと、他社ポイントからANAマイルに戻せます!
- 楽天ポイント=100%
- Tポイント=100%
- メトロポイント=100%
楽天ポイントとTポイントは有効期限が無くなります。
ただし、ANAマイルに戻すとき50%なのでおすすめできません。
メトロポイントには、90%でANAマイルに戻せる方法があります!
メトロポイント
有効期限は、加算された翌年3月なので最長2年です。
2023年3月に加算した場合の有効期限は2024年3月となります。
ですから、最長2024年3月まではメトロポイントとして保有しておきANAマイルに戻せば、有効期限を2027年3月にすることが可能です。
- メトロポイント→ANAマイル=90%
10%減ってしまいますが、ここからたまっていくANAマイルと一緒に使えるので、より多くのANAマイルで特典航空券を狙えます!
ただし、この方法ができるのはソラチカ カードを持っている人だけです。
ANAマイルの有効期限を延長したい人は、既にANAカードを持っていると思いますが、異なる発行会社のANAカード発行は可能です。
ソラチカ カードの発行会社はJCBですが、東京メトロとの提携カードのソラチカ は併用して発行できます。